セカンドパートナーには恋愛感情が起こりやすい
セカンドパートナーは精神的に支え合うための関係といっても、そこは男と女ですから恋愛感情が芽生えてしまう人もいると思います。
実はセカンドパートナーに恋愛感情が起こるというのは自然なことなのです。
しかし、それは多くの場合、特殊な環境による勘違いの可能性があります。
障害のある恋は燃える
「障害のある恋は燃える」という言葉を聞いたことはありませんか?
実はこれ、心理学的にも証明されていることなのです。「ロミオとジュリエット効果」と言います。
例えば独身女性と既婚男性の不倫カップルがいたとします。
お互いに結婚をしたいと思っていますが、男性の奥さんが離婚に応じてくれません。
こういう場合、男性の奥さんが反対すればするほど、不倫カップルの愛情は深まります。
奥さんが共通の障害となって二人に一体感をもたらしてくれるからです。
絶対に離婚するという強い気持ちを、相手に対する強い愛情と勘違いしてしまうために起こる現象なのです。
奥さんが離婚に応じた途端に一気に愛情が冷めてしまうというケースはよくあります。
結婚出来ないという障害
話が脱線してしまいましたが、セカンドパートナーという関係もさきほど説明した状況に似ています。
セカンドパートナーをつくるときはほとんどの人が恋愛感情は持たないようにしようと心がけます。
しかし「好きになってはいけない」と思えば思うほど、意識してしまい好きになってしまうのです。
そしてお互いに既婚者であるという障害が恋愛感情を高ぶらせてくれるのです。
こうならないためにも、最初から「好きになってしまう可能性もあるかもしれない」くらいの軽い気持ちでいるべきです。
本当に好きになってしまった場合は冷静に自分を見つめ直してください。
お互いが独身で何のしがらみもない状態で出会っていたら、本当に好きになっていたのだろうか?と考えてみてください。
精神的な安定を求めて出会ったはずのセカンドパートナーに精神を乱されてしまったら本末転倒なのです。