カジュアルセックスのリスク
カジュアルセックスという言葉をご存知でしょうか?恋人や配偶者以外の異性と気軽に行うセックスのことを指します。
セックスをして一時的な快感を求めることが目的ですので、友達やネットで知り合った異性が相手となり、そこに恋愛感情は存在しません。
近年、男性だけではなく女性も性に対してオープンになってきていますので、このカジュアルセックスをする人たちが増えています。
しかし本人たちが軽い気持ちで行っていても、そこにはいくつかのリスクが存在します。

片方が恋愛感情を持ってしまう
「セックスしたら好きになってしまった」という経験をしたことのある女性は少なくないと思います。
これはセックス中に出るセロトニンというホルモンの仕業です。このセロトニンが出ているときに女性は幸せな感覚になります。
すると目の前にいる男性といると幸せな気分になると、勘違いしてしまうのです。カジュアルセックスでもセロトニンは分泌されます。
そして気がついた時には相手の男性に恋心を抱いてしまうという結果になります。
男性の場合はこのようなホルモンは分泌されません。
しかし男性は独占欲は強い生き物ですので、一度セックスをして良い思いをすると、その相手を誰にも渡したくないと思う人も一定数います。
また繰り返し同じ相手とセックスをしていると情がわいてきます。それを恋愛感情と勘違いしてしまう恐れもあります。
男性と女性の両方が同じ気持ちになれれば問題はありませんが、片方だけが恋愛感情を持ってしまうと気軽な関係でい続けることはできなくなります。
カジュアルセックスによる性感染症
カジュアルセックスに抵抗のない人たちは、同時進行で複数の異性と関係を持っている可能性が高いと言えます。
そのため性病などの病気をもらうリスクがあります。
あなたが1人の相手としかセックスをしなかったとしても、その相手が複数の異性と関係を持っていれば、性病のリスクは高まります。
コンドームを着用していてもうつってしまう性病はあります。
性病はその種類によっては通院や薬の服用が必要になるものがあります。
軽い気持ちでセックスをしてしまったがために取り返しのつかないことになりかねません。
くれぐれも相手選びは慎重に行うべきです。
ヤリチン、ヤリマンという噂
カジュアルセックスの相手として多いのは友達や同僚などです。
友達付き合いの延長としてセックスまでしてしまうという、まさにスポーツ感覚でやっている人が多いのです。
しかし、身近な相手とセックスをしてしまうとその噂はあっという間に広まります。
特に男性は武勇伝のごとく「あの女とヤッた」とかいう話を男同士でします。
また女性も身近な人間に対しては口が軽くなりやすい性質の人が多いのです。
同じ職場で働いていれば肉体関係を持った男女は雰囲気で分かるという人もいます。
付き合ってもいない相手とセックスをしたという噂はすぐに広まります。
そうすると「ヤリマン」「ヤリチン」というレッテルを貼られてしまい自分の首を絞めることになります。
インターネットの発達により誰でも簡単にセックスの相手を見つけることができるようになりました。
セックスだけして別れるという関係は確かに気軽なものかもしれませんが、相応のリスクが伴います。
軽はずみな行動が大きな後悔として返ってくる可能性もありますので注意しましょう。